
出所:日本貿易実務検定協会
サービス・商品マウンハーフジャパンが運営する日本貿易実務検定協会は、「通関ビジネス実務検定」の第1回べーシック(C級)試験を12月19日にウェブ試験方式で実施する。受付期間は10月14日から12月6日まで。9月18日には公式ガイドブック「公式ガイド通関ビジネス実務検定要点整理&練習問題」(編:秀和システム)を発売する。
通関ビジネス実務検定は、通関業務に必要な実務スキルを提供する目的で1998年から実施されている検定試験で、通関士試験で問われる関連法務知識、貿易、流通、物流(ロジスティクス)、通関地理など幅広い分野から出題される。
財務省管轄の国家試験である「通関士」試験の学習では、関税関連法規を中心として特に、通関について深く掘り下げるが、貿易実務検定ではマーケティング、商談、契約、代金決済、信用状、クレームなど、貿易実務を幅広く学ぶという違いがある。同社は「通関士試験で問われる関税に関する法知識だけでなく、より実務に近い関連知識も学ぶことができる」としている。