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ゼンリン、タイヤ空気圧の遠隔監視システム実証へ

2021年10月7日 (木)

サービス・商品ゼンリンは6日、横浜ゴムと共同で、タイヤ空気圧の遠隔監視システム(TPRS)の実証実験を開始したと発表した。横浜ゴムが開発中のタイヤ内面貼り付け型タイヤセンサーと、アルプスアルパインが開発した車載器を実証実験車両に取り付け、タイヤ内面貼り付け型タイヤセンサーの市場耐久性の確認やTPRSの検証を行う。

(出所:ゼンリン)

空気圧情報とGPS(全地球測位システム)による位置情報について、当社が保有する地図情報と連携させることにより、新たな付加価値を提案するタイヤビジネスの実現を目指す。

ゼンリンと横浜ゴム、アルプスアルパインの3社は、「IoTタイヤ」を搭載した実験用車両を用いて公道からさまざまな路面情報を取得し、高精度地図や道路規制情報と連携することで、社会における安全・安心なサービス実現に向けたビジネスを検討している。
横浜ゴムのTPRSは、自動車業界の変革に対し、タイヤメンテナンスの省力化や精度の高いタイヤ管理、効率的なメンテナンス計画など車両管理者にとっての有効性を探るとともに、安定的な安全・安心運行や燃費向上など車両保有者にとってのメリットを検証。ドライバーの安全性や経済性の向上に貢献するビジネスモデルの確立を目指す。

ゼンリンは、TPRSへ地図データを提供することで、複数の車両の空気圧状態と走行履歴を車両管理者が一括で確認できるサービスに貢献するとともに、安全・安心な車両管理に貢献する地図ソリューションの検討を進める。