国際独港湾物流のHHLAは9日、ハンブルクのアルテンヴェルデル・コンテナターミナル(CTA)で、ターミナルの自動化を支える5Gキャンパスネットワークの構築プロジェクトを完了したと発表した。ドイツテレコム、エリクソンと共同で整備し、2026年5月末から1平方キロメートルを超えるエリアをカバーしている。
同ネットワークは、高度に自動化されたコンテナターミナル向けに設計した。車両やセンサー、モバイル端末、ITシステムをリアルタイムで接続し、主要な物流プロセスやリアルタイムアプリケーションを支える。

(出所:HHLA)
エリクソンのプライベート5Gキャンパスソリューションを採用し、高い通信負荷がかかる環境でも安定した高性能通信を実現する。将来のアプリケーションや対象エリアの拡張にも対応できる設計とし、公共モバイルネットワークから独立した専用網として運用する。
ネットワークは、港湾における新たな技術や物流ソリューションの試験環境としても活用する。HHLAは、実際のターミナル環境でパートナー企業と共同開発や試験運用を行い、CTAのネットワーク化と自動化を進める。
プロジェクトでは、Zentrum für Digitale Entwicklungが無線ネットワークの計画と入札プロセスを支援した。Lufthansa Industry Solutionsがプロジェクト管理、Hamburg Port Consultingが資金管理を担当した。
同事業は、ドイツ連邦運輸省の助成制度「港湾におけるデジタル試験場」の一環として実施した。同制度は、革新的な技術の試験運用に向けたデジタルインフラの開発を支援するもので、プロジェクトスポンサーはテュフ・ラインランドが務める。
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