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土屋鞄製造所、生産拠点集約で物流と環境負荷を改善

2026年7月10日 (金)

拠点・施設土屋鞄製造所(東京都中央区)は10日、新たな製造拠点「東京工房」(東京都足立区)を7月から順次稼働すると発表した。国内のランドセル製造拠点を集約するとともに、本社を東京都中央区日本橋へ移転し、生産体制の強化と物流効率の向上を図る。

東京工房は、従来の西新井工房の約2倍の延床面積を備える新たな生産拠点。西新井工房と長野県の佐久工房は6月末で閉所し、その機能を東京工房に集約する。大人用皮革ブランド「TSUCHIYA KABAN」の製品も同工房で製造する。

(出所:土屋鞄製造所)

工房エリアの拡大により、大型機械の導入や最適なレイアウトを採用し、製造体制を強化する。2026年末には、製造部品の効率管理や自動ピッキングに対応する立体自動倉庫を導入する予定だ。

部品倉庫機能を同一拠点内に設けることで、拠点間の輸送工程を大幅に削減する。物流コストと二酸化炭素排出量を抑え、持続可能なものづくりにつなげる。

東京工房には、200人以上の職人が働ける作業スペースのほか、食堂や会議室を整備した。西新井工房の1.5倍以上の職人が働ける環境を整え、職人が創造的で付加価値の高い仕事に集中できるようにする。

同社は、長年培ってきた職人の技にテクノロジーを掛け合わせ、日本発の世界基準のブランドを目指す。国内外のトレンドが集まる東京でクラフトマンシップを磨き、今後の海外進出に向けた強みとする。

土屋鞄製造所は1965年に足立区で創業した。東京工房の開所を、職人の技術を継承、進化させ、次世代のものづくり基盤を構築するための投資と位置づけている。

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