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日本郵船、「LNG産消会議」で取り組みアピール

2021年10月7日 (木)

(出所:日本郵船)

環境・CSR日本郵船は5日、経済産業省とアジア太平洋エネルギー研究センター(APERC)が開催した第10回の「LNG産消会議」に参加し、二酸化炭素排出量削減に向けた、同社グループのゼロエミッション船などに関する各種の取り組みについて説明した。

同会議は、今後の世界的な脱炭素化の流れの中において、LNG(液化天然ガス)の長期的な需給見通しを共有し、取引市場の透明化を図るために2012年から毎年開催している。今回は世界55か国以上から2000人が参加。25か国以上の閣僚級や70以上の企業・国際機関のトップなどが、公式サイトにメッセージを寄せた。

日本郵船からは、中村利執行役員が「クリーンなLNGの生産と利用のあり方」に関するセッションに登壇し、アンモニア燃料や水素燃料に移行するまでの「ブリッジソリューション」としてのLNG燃料供給などについて説明。国際的な温室効果ガス(GHG)排出量削減規制への対応や、日本初のトランジションボンド(GHG排出削減に向けた取り組みへの投資を使途とする債券)の発行などについても紹介した。

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