サービス・商品AMR(自律走行搬送ロボット)メーカーのフォワードエックス(フォワードX、中国・北京)は、日本法人を設立し主力製品11種を国内発売したと発表した。
ピースピッキング機能を持つ「Flex(フレックス) AMR ファミリー」と重量物を運搬する「Max(マックス) AMR ファミリー」を市場に展開。フォワードエックスは、日本でのAMR展開ビジネスを本格化するとともに、ユーザーの問い合わせ窓口となるサポートを拡充する。物流DX(デジタルトランスフォーメーション)化の機運が高まる日本市場におけるシェア獲得を狙う。
フォワードエックスは、東京都中央区に日本法人を設立し、日本支社としての機能を置き、国内における事業活動拠点と位置づけた。まずは、初年度にあたる2022年3月末までに100台を販売し、その後は市場展開の規模を広げていく計画だ。
フォワードエックスのAMRは、移動ロボットの開発に強みを持ち、柔軟性や視覚性、クロスシーン、フルプロセスの利点により、企業のコスト削減、業務効率の向上を支援するビジネスモデルが特徴だ。物流業をはじめ製造業など幅広い領域でロボットやピッキングソリューションを提供している。