ロジスティクスPALTACと大王製紙は28日、T2(東京都千代田区)が事業化した自動運転トラックによる商用運行に、5月からユーザーとして参画すると発表した。国内製紙業界で自動運転トラックを本格利用するのは初めてだという。商用運行は同日から始める。

(出所:T2)
両社は、トラックドライバー不足による輸送力低下への対応として、T2が開発したレベル2自動運転トラックを使い、紙おむつをはじめとするエリエール商品を輸送する実証を進めてきた。2025年7月から26年4月まで、関東-関西間の高速道路の一部区間で計4回実施し、既存の運行と同等の輸送品質や安全性を確保できると確認した。

▲実証で輸送する大王製紙の商品の一例(出所:T2)
大王製紙の西淀川DC(大阪市)からPALTACのRDC横浜(神奈川県座間市)までの520キロを対象に、レベル2自動運転トラックでエリエール商品を定期輸送する。レベル2自動運転区間は、名神高速道路・吹田インターチェンジ(IC)から東名高速道路の綾瀬スマートICまでの420キロ。安全確保が必要な場面や料金所などでは、ドライバーが一時的に運転操作を行う。
T2は、27年度以降にレベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスの開始を目指している。レベル4は、特定の走行環境条件を満たす限定領域で、自動運行装置が運転操作をすべて代替する仕組みだ。PALTACと大王製紙は、今回の商用運行で得られる実績を踏まえ、レベル4幹線輸送への参画も検討する。

▲実証の様子(出所:T2)
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