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ラピュタ、ピッキングAMRで初期費用無料プラン

2021年10月13日 (水)

(出所:ラピュタロボティクス)

荷主ラピュタロボティクス(東京都江東区)は13日、倉庫の自動化に興味がありながらも費用面から投資に踏み出せない物流事業者に向け、同社製ピッキングアシストAMR型ロボットの初期費用を無料化する取り組みをはじめる。導入による費用対効果の高さを実感してもらい、利用企業の拡大を図る狙い。

対象は「ラピュタPA(ピッキングアシスト)-AMR」で、導入事業者は使用開始初月からAMRを導入することによるコスト削減メリットと、AMR利用コストの収支をプラス化できるようになる。

ラピュタPA-AMRは2020年7月に商用化され、導入事業者の物流現場では倉庫スタッフ1人の1時間あたりの作業効率が平均2倍になるという結果も出ている。また、これまでに利用を中止した導入事業者はなく、同社は「適切な環境で活用することで、費用対効果を実感してもらえる」という自信を深めている。

一方、物流事業者の多くはロボット導入に興味を持つものの、効果に対して不安を感じ、導入初期費用の捻出がハードルになっているケースが少なくない。そこで、初期費用無料プログラムを提供することで投資効果の高さを実感してもらい、希望者に対しては詳細な有料初期検証も実施、「投資対効果を保証」するオプションを提供する。