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横浜冷凍、冷蔵倉庫事業は荷主在庫調整で減収減益

2021年11月12日 (金)

(出所:横浜冷凍)

財務・人事横浜冷凍が12日発表した2022年9月期連結決算は、売上高が前期比3.7%減の1107億8200万円、営業利益が同24.9%減の25億6200万円、経常利益が同25.4%減の27億6200万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同54.0%増の36億500万円だった。

冷蔵倉庫事業は、売上高が前期比0.7%減の282億8100万円、営業利益は同8.0%減の59億7700万円で減収減益だった。新型コロナウイルス感染拡大による各種経済活動の停滞を受けて、前期は荷動きが滞り在庫が増加。当期はその反動で荷主各社が在庫を調整したため在庫量が減少した。海上コンテナ不足に起因する貨物の入庫遅れから在庫量の回復にも時間がかかり、利益を押し下げた。

タイの連結子会社THAI YOKOREI(タイヨコレイ)は、コロナ禍によるメーカー工場の従業員不足や在庫調整により主要品目である畜産品の在庫量が減少した影響で減収減益となった。

2022年9月期の通期連結業績は、売上高を1070億円、営業利益を37億円、経常利益を41億円、親会社株主に帰属する当期純利益を28億円と予想した。