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日通、上海の保税区で組み立て加工ライセンス取得

2021年11月22日 (月)

認証・表彰日本通運は22日、中国現地法人の日通国際物流(上海)が、上海外高橋港総合保税区で物流業者として初めて、組み立て加工業務のライセンスを取得したと発表した。

中国では香港とマカオに加えて一部の特殊総合保税エリアでのみ組み立て加工業務が認められている。上海近郊のエンドユーザー向け貨物の在庫を持つ顧客企業からは、より近い場所で組み立て加工を行いたいというニーズが寄せられていた。

日通国際物流(上海)は、今回の上海外高橋港総合保税区における組み立て加工業務のライセンス取得により、顧客の要望に応じて化粧箱への商品の詰め合わせや設備本体へのパーツ取り付けなど、多様なサービス・付加価値を提供。さらに上海近郊のエンドユーザーへの輸送コストを削減し、リードタイムを大幅に短縮することが可能となる。

▲上海外高橋港総合保税区ゲート(出所:日本通運)

日本通運は今回のライセンス取得を契機として、グローバルネットワークを活かした国際輸送に加えて、当地における物流機能のさらなる拡充により、顧客企業の事業活動の発展に貢献できる体制づくりを推進する。