川崎汽船、契約書管理プラットフォームで業務改善

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ロジスティクス川崎汽船は1日、契約書管理とAI（人工知能）技術のリーディングプロバイダーである米Evisortが提供する、AIを活用した契約書管理プラットフォーム「Evisort」の導入を決めたと発表した。

川崎汽船はグローバルに事業運営を展開しているため、契約書の締結案件が膨大で多種にわたる。こうした契約書の管理やリスクマネジメントにEvisortを導入し、クラウド上で契約書を一元管理することにより、業務効率の改善を図る狙いだ。

社内の業務システムと連携させながら、契約書の作成・交渉から承認、契約締結後の管理や報告といった複雑で分断されているエンドツーエンドの契約ライフサイクルを最適化。最先端のAIにより、海上輸送や物流特有の契約書であっても即座に検索・分析可能とすることで、契約締結にかかるリスクを即時に認識し管理できる体制を構築する。

川崎汽船はEvisort導入を契機として、契約締結にかかるリスクマネジメント・ガバナンスの強化を推進するとともに、経営計画に掲げたデジタル技術の活用や全社BPRの推進による業務効率改善や企業価値の向上に努める。