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川崎近海汽船、近海輸送好調で通期予想を上方修正

2022年1月31日 (月)

(イメージ)

財務・人事川崎近海汽船は31日、2022年3月期の通期連結業績予想を修正したと発表した。2021年12月24日公表の前回予想について、売上高を425億円から429億円に、営業利益を23億5000万円から27億5000万円に、経常利益を23億円から27億円に、親会社株主に帰属する当期純利益を16億3000万円から19億円にそれぞれ引き上げた。

近海部門は好調な市況が継続しており、運賃収入や貸船料収入が増加。内航部門でも、新型コロナウイルス感染症の影響は依然として一定程度継続しているものの、荷動きは堅調に推移している。こうした状況に加えて足元の燃料油価格や荷動きを考慮し、収支は前回発表予想を上回ると判断。前回発表予想の上方修正を決定した。

同日発表した2022年3月期第3四半期累計連結決算は、売上高が前年同期比15.5%増の321億2400万円、営業利益が2.5倍の24億4600万円、営業利益が3.3倍の24億6000万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が2.5倍の17億600万円で、外航海運の好況を受けて大幅な増益となった。