交差点事故多発地点マップ公表、日本損保協会

調査・データ日本損害保険協会はこのほど、交差点事故の多発地点を示す全国マップをホームページで公表した。交差点やその付近で起きる交通事故を防止する狙い。各交差点の形状や交通量などを整理してまとめ、事故発生の傾向も明らかにしている。

マップは2020年に発生した事故状況をもとに作成した。都道府県ごとに過去5年間の人身事故発生状況の推移をはじめ、交差点の形状や交通量、事故の特徴などを調査。発生件数が多い事故の種類や原因、事故防止の対策にも言及している。

マップで掲載されている事故多発交差点の情報は、市販されている一部のカーナビデータにも採用されており、ドライバーへの注意喚起にも使われている。

同協会は「交通事故の低減について考えたり、事故防止に向けた交差点改良を検討したりする際に、過去のデータとあわせて活用してほしい」などと呼び掛けている。

▲マップのトップページ（出所：日本損害保険協会）