三菱ふそう、トラック3車種246台対象にリコール

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行政・団体国土交通省は24日、三菱ふそうトラック・バス（川崎市中原区）からリコールの届け出があったと発表した。同社は25日にリコールを開始する。

電動パーキングブレーキを搭載した四輪駆動小型トラックについて、電動パーキングブレーキケーブルの設置が不適切なため、助手席のシートブラケットと干渉していることがあり、車両振動によってケーブルの被覆部が摩耗し、最悪の場合は駐車中にケーブルが切断し車両が動きだし衝突事故を引き起こすおそれがある。現時点で事故の報告はないという。

リコール対象は、2018年4月14日から21年3月12日までに製造された「ふそうキャンター」「アトラス」「カゼット」の計246台。三菱ふそうトラック・バスは、全車両を対象に電動パーキングブレーキのケーブルとブラケット、位置決めクリップ取付ブラケットを対策品に交換する措置を講じる。

改善箇所説明図