
(出所:商船三井ロジスティクス)
環境・CSRユーグレナと商船三井ロジスティクス(東京都千代田区)は23日、商船三井グループの運送業ハーモニートランスポート(HMT、千葉県成田市)が運行するトラックに、ユーグレナの次世代バイオディーゼル燃料(BD燃料)「サステオ」を導入すると発表した。
サステオは、使用済み食用油と微細藻類ユーグレナ(ミドリムシ)などを原料とし、車両エンジンを変更せずに使用可能なBD燃料だ。燃料の燃焼段階ではCO2を排出するが、食用油の原材料である植物やユーグレナは光合成によってCO2を吸収するため、CO2排出量の実質ゼロ化を意味するカーボンニュートラルに寄与するとしている。
商船三井ロジスティクスは低・脱炭素社会の実現に向けた取り組みを推進しており、物流業界で普及し始めているユーグレナのBD燃料に着目した。「地球に優しいグリーンロジスティクスを一層推進し、環境破壊を防ぎながらサステナブルな社会の維持発展に貢献していく」としている。