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調査・データ国内大手フォワーダー5社は8日までに、3月の国際航空貨物取扱実績を発表した。
輸出入とも軒並み減少傾向を示した。ロシアのウクライナ侵攻により、航空各社がロシア上空を飛行する貨物便の欠航・運休やルート迂回を実施したことで、世界的な航空貨物供給量が縮小したのが原因と見られる。
また、昨年は新型コロナウイルス感染症のまん延によりEC(電子商取引)需要が急増したが、ECサービスの定着が進んだこともあり、伸びが相対的に鈍化したことで貨物需要の拡大ペースも落ち着きを見せている。
事業者 | 航空輸出混載重量(トン) | 対前年比 | 航空輸入通関件数(件) | 対前年比 |
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日本通運 | 2万5164 | ▼11.9% | 3万9244 | ▼6.2% |
郵船ロジスティクス | 1万4690 | ▼14.7% | 1万5837 | ▼5.0% |
近鉄エクスプレス | 1万6314 | ▼0.8% | 3万4036 | △1.2% |
阪急阪神エクスプレス | 6271 | △6.5% | 1万2197 | ▼13.5% |
西日本鉄道国際物流事業本部 | 5387 | ▼8.7% | 8919 | ▼12.3% |