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社内の在庫を動的に把握、米マンハッタンが新機能

2022年4月13日 (水)

(イメージ)

サービス・商品サプライチェーンマネジメント(SCM)の開発を手がける米マンハッタン・アソシエイツの日本法人(東京都港区)は13日、企業の在庫管理を助ける新システムを開発したと発表した。社内全体の在庫がリアルタイムで把握でき、欠品発生時に店舗を出荷拠点にすることも容易になるという。

このシステムは、同社がすでに提供しているクラウドサービス「マンハッタン・アクティブ・オムニ」の新機能として付加された。すでに同サービスを導入済みの企業には無償で追加される。

実店舗やオンラインショッピングなど、あらゆる販売チャネルから入るすべての注文と、物流センターや店舗などにある全在庫を統合的に管理することで、販売拠点での欠品対応を柔軟に行う。店舗を他の販売チャネルへの出荷拠点にできる。

まず実店舗で商品の入荷プロセスと破損・欠品報告を同時に行うことで、社内の全在庫をリアルタイムかつ正確に把握する。次に、欠品が発生した場合、全社のどの在庫を引き当てるかを、システムで動的に決定していく。店舗では最短の納入日が分かり、オンラインでは途中で購入を放棄するカート離脱を防げるため、販売機会の損失を最小限に抑えられるという。