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周囲とシェアする車載型防災セット登場、ファシル

2022年5月6日 (金)

サービス・商品防災用品メーカーのファシル(静岡市駿河区)は6日、トラックが大渋滞や豪雪などで立ち往生した時、ドライバーだけでなく周りの人々にも必要最低限の防災用品を配布できるセットを開発したと発表した。5月11日に発売する。

このセットは「シェアする防災セット」で、11日から13日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれる「オフィス防災EXPO」でも展示する。

(出所:ファシル)

防災用品30人分を段ボール箱にコンパクトに収めたセットで、トラックなど物流車両の助手席の足元や寝台に搭載できる。ドライバーの備えはもちろん、周囲の困っている人々へ分け合うことができる。大地震や渋滞、豪雪、冠水などの場面を想定している。

同社は「日本全国を走り続けているトラックだからこそ、いつどこで何が起こるか分からない今の時代に、誰かの役に立てるかもしれない。物流業界ができる社会貢献のひとつのカタチ」と話している。

▲防災用品の搭載を周知するステッカー

セット内容は、ベーシックタイプ(7点、税別5万6800円)が、使い捨て携帯トイレ(大小兼用)、同(小専用)、静音アルミポンチョ、N95マスク、長期保存用カイロ、備蓄用氷砂糖、災害時お役立ちカード。箱のサイズは縦310、横390、高さ220ミリで、重量は7.2キロ。

やや小ぶりのライトタイプ(6点、税別3万6800円)も選べる。静音アルミポンチョがなく、携帯トイレ(小専用)にポンチョが付いている。重量は5.8キロ。

両タイプとも防災用品搭載を周りに知らせるステッカー付き。

■詳細情報
https://facil.jp/wp-content/uploads/download/shareset.pdf