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福岡運輸、大阪府茨木市で冷凍冷蔵倉庫を完工

2022年5月11日 (水)

拠点・施設福岡運輸ホールディングス(福岡市博多区)は10日、グループ会社の福岡運輸の大阪茨木配送センター(大阪府茨木市)が完成し、4月30日に竣工式を行ったと発表した。グループで最大規模の冷凍冷蔵倉庫だ。

▲大阪茨木配送センターの外観(出所:福岡運輸)

新施設は鉄骨造3階建て、延床面積1万4280平方メートル。関西では兵庫県の鳴尾浜(西宮市)、尼崎、西宮についで4か所目の冷蔵倉庫となった。

初めてCO2冷凍機を採用し、屋上には全面に太陽光パネルを設置し、環境負荷を軽減した。自社開発した接車バースを取り付け、外気流入を防いで温度管理を徹底する。

新名神高速道路「茨木手提寺インターチェンジ(IC)」から2キロと、アクセス性に優れている。同社グループは関西では湾岸エリアを中心に拠点整備を行ってきたが、今回、初めての内陸型の倉庫を建設した。

新施設開設に伴い、南港物流センターは閉鎖する。

■大阪茨木配送センターの概要
所在地:大阪府茨木市彩都はなだ2-1-3
敷地面積:2万4340平方メートル
有効トン数:F庫6550トン、FC庫9901トン、C庫1万6068トン
温度帯:マイナス25度からプラス5度
バース数:32