話題半導体製品などを扱う商社PALTEK(パルテック、横浜市港北区)は、「ジャパントラックショー2022」のブースで、格安デジタコを始めとする運行管理・物流支援の各種サービスやツールを提案した。
このうち、「ドラレコ連動型クラウドデジタコC500」は、機能を絞り込むことで機器7万9800円(税別)、サービス利用料月額2500円(1台あたり)という割安価格で今年8月中旬の発売を予定している。トラックドライバーの労働時間が制限される「物流の2024年問題」により運行管理をアナログからデジタルに切り替える需要の高まりに、価格面で訴求する。機能を絞り込んだとは言え、時間・距離・速度をはじめとする諸情報をクラウドで管理し、管理会社が一元管理する十分な性能を持つ。

▲格安のクラウドデジタコC500
このほか、トレーラーのシャシーの位置をGPS(全地球測位システム)で管理するサービスなども紹介。バッテリー(鉛蓄電池)を回復・再生するシステムもあり、同社は「フォークリフトなど多数のバッテリーを使用する事業者には特に有効で、廃棄バッテリーの削減で環境負荷も低減できる」としている。

▲鉛蓄電池回復・再生システムの製品