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商船三井系船舶3隻、気象業務の貢献で大臣表彰

2022年6月9日 (木)

▲国土交通大臣表彰を受賞したLNG船「LNG EBISU」(出所:商船三井)

認証・表彰商船三井は9日、グループのエム・オー・エル・エルエヌジー輸送(MOLLNG、東京都港区)とエム・オー・エル・シップマネージメント(MOLSHIP、東京都港区)が管理する船舶3隻について、海上気象の観測・通報による気象業務の発展への多大な貢献が評価され、海上気象観測通報優良船として国土交通大臣表彰とおよび気象庁長官表彰を受賞したと発表した。

海上の気象観測データ収集が困難なため、気象庁をはじめとする世界中の気象機関は、航行中の船舶から提供された気象観測データを基に天気図などの気象データを作成している。これらの気象データは、日々の天気予報や海上予報の提供に役立てられるだけでなく、温暖化や気象変動の監視・研究など、広く地球規模で活用されている。

気象庁は、毎年6月1日の気象記念日に海上気象・海洋観測の通報者を表彰。MOLLNGとMOLSHIPの3隻について、海上気象観測通報を励行し気象業務の発展に寄与したことが評価され、今回の表彰につながった。

商船三井グループは今回の受賞を契機として、今後も海上気象観測データの提供を継続するとともに、社会とともに持続的に成長する企業として海上の安全と地球環境の保全に貢献していく。


▲気象庁長官表彰を受賞した(左から)LNG船「LNG MARS」、自動車船「EMINENT ACE」