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ロジテック、東京の大井倉庫に自動仕分けロボ導入

2022年6月17日 (金)

産業・一般総合人材サービスを提供する綜合キャリアグループ(東京都港区)は16日、物流3PL事業を展開するグループのロジテック(同)が大井倉庫(東京都品川区)に自動仕分けロボットを導入したと発表した。

EC(電子商取引)サービスの普及や新型コロナウイルス禍に伴う宅配ニーズの高まりで取扱量や種類が急増している物流現場では、ピッキングや仕分け作業の効率化・最適化が課題になっている。特にECをはじめとする商品管理と出庫作業では短納期少量多品種に対応できる3PLに対する需要が高まっており、業務品質とスピード面の向上が欠かせないテーマとなっている。

ロジテックは、仕分け工程の業務効率改善とサービス向上のために自動仕分けロボットを稼働。人材サービスを基盤とした柔軟な体制と組み合わせることにより、需要の増加に応えられるサービスを提供していく。

このたび導入した自動仕分けロボットの活用により、大井倉庫内における自動仕分け工程の機動的な運用につなげる。従来のベルトコンベヤー式ソーターと比べて省スペースの運用に優れており、需要や引き受け内容によって適宜レイアウトを変更して業務を行う3PL庫内作業に適しているのが特徴だ。

▲自動仕分けロボット(出所:ロジテック)

特にEC通信販売顧客の物流アウトソーシングセンターとして運営を行う大井倉庫において、業務効率向上など具体的な効果を期待。自動仕分けロボットの導入モデル施設として、顧客向けに公開し見学の機会を提供する予定もあるという。

ロジテックは今回の自動仕分けロボット導入を契機として、人手が必要なデバンニングや流通加工、仕分け後の配送手配などの業務と組み合わせることにより、顧客の物流ニーズに最適なアウトソーシングを提案する取り組みをさらに推進していく。