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中小企業のDX化支援の新組織「SDXC」設立

2022年7月5日 (火)

(イメージ)

行政・団体運輸デジタルビジネス協議会(TDBC)事務局の藤田祐介氏が中心となり、中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を支援する新組織「サスティナビリティ・DX推進協議会」(SDXC)を設立した。TDBCよりも企業の現場に近い約10人の人材で組織され、TDBCと協力して物流を始め、広範囲の業界に対してDX化への支援を行う。

これはTDBCが4日発表した。それによると、新組織は非営利の一般社団法人で、東京都立川市に本部を置き、藤田氏が会長を務める。メンバーは中小企業診断士やデータサイエンティスト、物流専門家ら。これまでもSDGs(国連の持続的開発目標)やロジスティクス4.0などの研究や、企業に対する個別具体的なDX支援、実証実験を行ってきた人たちだ。 特に中小企業の生産性向上の支援を行ってきた人材が多い。メンバーたちの経験や知見を融合し、中小企業を対象に「全方位的な企業支援のプラットフォーム」の役割を果たすとしている。将来的には、小規模事業者でもDXの積極的な活用ができるように、無償での専門家派遣制度も計画しているという。

当面は、TDBCでの実証実験や研究活動に協力するほか、「電子帳簿保存法」「運輸・建設業などにおける2024年問題」「企業のSDGsへの取り組み」に対応する。