
▲WGの様子(出所:TDBC)
公募・入札デジタル技術を利用した運輸業界の課題解決を目指す「運輸デジタルビジネス協議会」(TDBC)は18日、5期目となる2022年度のワーキンググループ(WG)のメンバー募集を始めた。1社では解決が難しい課題に対して、複数の企業から参加するメンバーで議論し、実証実験なども行うオープンイノベーション活動だ。
発表によると、2016年に発足した同協議会は、トラックやダンプ、タクシー、バスの運輸事業会社と、ICT(情報通信技術)などのサポート企業で構成され、会員数は現在165社。WGはテーマ別に9班あり、課題を掘り下げ、対策を試し、現場への適合を考える。7月には1年間の研究成果を発表する「TDBCフォーラム」も開く。
9月中旬に各WGのキックオフ会合を開催し、テーマの詳細を確定する。協議会事務局では、会員企業などからの申し込みや問い合わせをメールで受け付けている。(unyu.co@wingarc.com)
9グループのテーマは次の通り。
2.「健康経営の推進と健康課題解決」
3.「MaaSへの取り組み」
4.「運輸業界の人材、働き方改革による2024年問題への対応」
5.「動態管理プラットフォームの社会実装と活用」
6.「運輸業界共通プラットフォームへのはじめの一歩からその先へ」
7.「遠隔操作・自動化で実現する安全・安心な作業現場と迅速な災害対応」
8.「無人AI点呼実現への挑戦」
9.「SDGsおよびカーボンニュートラル・エコドライブ」