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TDBCフォーラム2022、7月7日にオンライン開催

2022年6月21日 (火)

イベント運輸デジタルビジネス協議会(TDBC)の毎年恒例の「TDBCフォーラム」が、ことしは7月7日にオンラインで開催される。実証実験を始めとするこの1年間の活動と成果の発表を中心に、先端技術の社会実装や事故の撲滅、SDGs、健康経営などに関わる実践可能な内容を紹介する。参加は無料(事前登録制)。LOGISTICS TODAYもメディア協賛社として開催を支援している。

(イメージ)

フォーラムは2017年から毎年開催しており、ことしで6回目となる。協議会の21日の発表によると、ことしの「TDBCフォーラム2022」は7月7日午後1時から同4時40分まで。定員は1200人。働き方改革法によりトラックドライバーの時間外労働が規制されることによる「物流の2024年問題」や、ウクライナ情勢で拍車がかかる燃料費の高騰など、運輸各社が直面する課題の解決に向けて、様々なきっかけやヒントを提供する。

基調講演は、国土交通省自動車局安全政策課の衣本啓介統括課長代理が「事業用自動車総合安全プラン2025 最新の取り組み状況」と題して行う。特別講演も3つあり、日立物流が「物流DX(デジタルトランスフォーメーション)による輸送事故未然防止への挑戦」と題して行うほか、東京大学とソフトバンクが「データ連携基盤活用による物流最適化の取組み」、名古屋大学が「共創で拓く交通産業の未来~楽しくお出かけできる社会へ向かって~」というテーマでそれぞれ講演する。このほか、事例セッションやスポンサーセッションとして多様な取組事例が紹介される。

協議会の9つのワーキンググループは、個別に成果を発表する。「MaaSへの取り組み」や「運輸業界の人材、働き方改革」「無人AI点呼実現への挑戦」「SDGsおよび環境、エコドライブ」など、いま運輸業界が抱える重要課題に沿ったテーマ設定となっている。

同協議会は、運輸業界をより安心・安全・エコロジーな社会基盤へと変革し、業界・社会へ貢献することを目的に2016年に設立された。トラック、タクシー、バス、ダンプなどの事業者と様々な業種のサポート企業が連携し、「運輸事業者の課題をともに解決」をテーマに160社289人のメンバーが課題ごとのワーキンググループで活動している。

■フォーラム詳細と申し込み
https://unyu.co/forums/2022.html