ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ラピュタ、ピッキングロボ新機種披露/国際物流展

2022年9月13日 (火)

▲ラピュタPA-AMR XL

話題ラピュタロボティクス(東京都江東区)は13日、「国際物流総合展2022」の出展者プレゼンテーションセミナーに登壇。「なぜ今AMR(自律走行搬送ロボット)なのか?」のテーマで講演した。ピッキングアシストロボットの新機種「ラピュタPA-AMR XL」を紹介した。

モーハナラージャ・ガジャンCEO(最高経営責任者)が、ハードウエアに依存しない群制御によるWMS(倉庫管理システム)やWCS(倉庫制御システム)、ロボティクスの協調運用を可能とする、ラピュタロボティクスの物流現場におけるピッキング支援システムの優位性を強調。こうした取り組みを加速するための新たな施策として、新機種の市場投入を明らかにした。

ラピュタロボティクスが展開するラピュタPA-AMRは、300坪(990平方メートル)以上のピッキングスペースを持つ中規模以上の現場で50リットルコンテナに収まる小型から中型の荷物を扱っている顧客への訴求を強めている。

▲モーハナラージャ・ガジャンCEO

一方で、EC(電子商取引)サービスの普及拡大とともに、より収納効率の高いピッキングアシストロボットを求める声も顕在化。倉庫現場では取り扱う荷物の量だけでなく荷姿も多様化が進んでいる。ラピュタロボティクスはこうした動きに対応するため、最大75リットルのオリコンを搭載できるラピュタPA-AMR XLを開発。このたび本格的な展開を始めることとした。

小さなサイズのオリコンでは収納効率が悪かったシューズ箱など大きな荷物への対応力を高めることで、対応できる荷物の対象を拡大。「より多くの現場への導入を実現していく」(モーハナラージャ・ガジャンCEO)考えだ。

■「ラピュタPA-AMR XL」デモンストレーション動画

国際物流総合展2022特集