ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

加須に東京建物の物流施設完成、佐川GLが1棟利用

2022年9月29日 (木)

▲T-LOGI加須(出所:東京建物)

拠点・施設東京建物は29日、物流施設「T-LOGI」(ティーロジ)シリーズ第7弾となる「T-LOGI加須」(埼玉県加須市)が30日に完成すると発表した。10月1日から、佐川グローバルロジスティクス(GL)の新たな物流拠点として開業する。施設の特徴は、交通アクセスの良さ、「施設利用者に寄り添った施設創り」、環境に配慮した取り組みの3点。東京建物としては、第1号物件の「T-LOGI久喜」に続く埼玉県内の物流集積地内の物件となる。

佐川GLも29日、同施設に加須第二営業所を開設することを発表。加須・久喜エリアにある近隣の営業所との連携も視野に、繁閑に応じたスペース調達や労働力の調整といった柔軟な稼働ができる拠点と位置付ける。

敷地面積は1万3782平方メートルで、鉄骨造の地上4階建て。東北自動車道の加須インターチェンジ(IC)から4.2キロの立地。県道3号を利用すると、久喜ICにもアクセスしやすい。圏央道、東北道を利用して短時間で関東広域に配送が可能。人材確保の観点からも、東武伊勢崎線「鷺宮」駅から1.8キロで、最寄りのバス停から徒歩6分と優位性がある。スロープのある1、2階にトラックを接車できるため、通過交通型から在庫型まで幅広い荷物に対応できるスペックも強み。

▲周辺地図

1階に従業員が自由に使用できるラウンジを完備し、テナント企業の就業環境向上をサポートする。ラウンジはバース車路と反対側に設置しており、車歩分離を実現させることで従業員の安全を確保する設計を採用した。

環境面では、すべてのT-LOGIシリーズと同様に、屋上に太陽光パネルを設置。発電した再生可能エネルギーを施設内で自社消費が可能。余剰電力に関しても再生可能エネルギーとして活用する。


▲(左から)ラウンジ、太陽光パネル