ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

在庫を興味がある顧客へ、フルカイテンとプレイド

2022年10月26日 (水)

産業・一般クラウドシステム開発を手掛けるフルカイテン(大阪市福島区)は24日、小売業の在庫消化に活用できるサービスを始めたと発表した。顧客体験プラットフォーム提供会社であるプレイド(東京都中央区)との共同事業だ。

それによると、フルカイテンのクラウドシステム「FULL KAITEN」と、プレイドの同「KARTE」を連携させる。それぞれが持つデータを組み合わせることで、優先的に在庫消化すべき商品を、その商品に興味がある消費者へピンポイントで提案できるという。

FULL KAITENはEC(電子商取引)と店舗、倉庫にある全ての在庫の商品力を可視化する。在庫データや売上データを集計・分析し、販促を強化すれば値引きせずに売れる「隠れた売れ筋商品」や、客単価を向上させる商品を抽出する。

KARTEはECサイトやアプリを利用する消費者の行動をリアルタイムに解析して一人一人可視化する。ECサイトを訪問した消費者の興味関心や購入意欲を詳細かつ簡易に見える化する。

連携サービスの開始に先立ち、両社はことし6月30日から8月10日かけて、大手アパレル企業で実証実験を行った。売上や粗利益の増加と客単価の向上につながることを確認できたという。

▲サービスの連携イメージ(出所:フルカイテン)

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com