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アスクル、東日本最先端の旗艦配送拠点が稼働

2022年10月26日 (水)

▲ASKUL東京DC(出所:アスクル)

拠点・施設アスクルは26日、ことし11月に全面稼働を予定する「ASKUL東京DC(ディストリビューションセンター)」の開所式を東京都江戸川区で実施したと発表した。配送拠点の開設は10か所目。同社は「BtoB事業の成長を支える東日本最先端フラッグシップセンター」としている。

延床面積は5万6255平方メートルで、地上5階建て。限られた庫内空間を有効活用する「高密度設計」、方面別に仕分け・積み付け作業効率化などによる「高性能性」、駅や高速インターチェンジ(IC)に近くアクセスしやすい好立地などが特徴。

4、5階部分を貫いたワンフロアとしたほか、最大の高さまでの自動倉庫を導入。庫内搬送にアスクル物流センターで初めてとなる「スパイラルコンベヤー」を導入するなど空間の使用法を工夫した。賃借面積が近似であるASKUL Logi PARK横浜(ALP横浜)と比べて、同面積当たりの保管効率は1.5倍、在庫アイテム数は2.6倍を見込む。

また、顧客の荷物を配送方面別に仕分ける工程にシャトルシステムを活用。同一方面の荷物の重さや大きさに応じて、順番に連続で出庫する仕組みを取り入れた。これにより従来の手で仕分ける作業や重量、サイズごとに積み付け直しをしていた作業負荷が減り、現場の運用性を大幅に向上させるとしている。出荷能力はALP横浜との比較で1.3倍、庫内コストは20%下がる予定。

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LOGISTICS TODAY編集部
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