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ニッコンHD、燃料高で通期利益予想を引き下げ

2022年11月4日 (金)

財務・人事ニッコンホールディングス(HD)は4日、2023年3月期連結業績予想を修正すると発表した。5月13日に公表した前回予想数値について、売上高を2150億円から2170億円に引き上げた一方で、営業利益を215億円から202億円、経常利益を230億円から223億円、最終利益を157億円から154億円にそれぞれ引き下げた。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う行動制限の緩和や各種施策の効果などによる景気動向は持ち直しの動きがみられたことから、売上高は予想を上回るとした。一方で、燃料をはじめとするコスト上昇が通期にわたって業績に影響するとの判断から、利益予想の引き下げに踏み切った。前期実績と比べた増収増益は確保するとした。

ニッコンHDは4日、2023年3月期第2四半期累計連結決算も発表。売上高は前年同期比9.7%増の1037億5100万円、営業利益は4.0%減の88億9500万円、経常利益は3.5%増の103億300万円、最終利益は7.2%増の70億1000万円となった。

主力の運送事業は貨物取扱量の回復で増収。燃料高の状況下で輸送効率の向上を図ったことから増益を確保した。倉庫事業は国内外で継続的に取り組んできた倉庫の新設・増設の効果で保管貨物量が増加し増収増益。梱包事業は業務量の回復で増収だったものの、人件費や外注費の増加で減益となった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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