荷主日本ミシュランタイヤ(東京都新宿区)は9日、日本国内の市販用タイヤのメーカー出荷価格を、2023年1月3日から引き上げると発表した。ミシュランはことしの4月1日、10月1日にも値上げを行っている。
対象となるのは、国内市販用のミシュラン、BFグッドリッチ、カムソの各ブランドのトラック用タイヤとチューブ、フラップなどで、対象商品の価格を平均8%引き上げる。
同社は販売や物流におけるコスト削減に努めたものの、今回の価格改定の要因について「原材料費や原油価格をはじめとするエネルギー価格の上昇が製造費、輸送費を引き上げ、企業努力のみでこれを吸収するのは困難な状況」と説明している。
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