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RFID活用で医療機器SC改革、アルムと帝人

2022年11月17日 (木)

メディカル医療ICTベンチャーのアルム(東京都渋谷区)は17日、帝人と脳血管内治療計画プログラムと電子タグシステム(RFID)を活用した次世代医療サプライチェーンの実証実験を共同で始めた、と発表した。AI(人工知能)技術と電子タグシステムで医療機器の物流構造を変革する。2024年12月までに実証試験を完了し、25年ごろまでに社会実装を目指すとしている。

自動認識技術の一つであるRFIDは、製造、小売り、流通など幅広い分野での活用が期待されている。電磁波を使った近距離の無線通信により非接触で情報をやり取りする技術全般を指す。

アルムは、脳血管内治療に携わる医療現場での治療の質の向上と医療資源のロス削減実現に取り組む。AIによるICT技術で快適な治療計画と治療デバイスを提案するプログラムを構築。帝人は独自のRFID技術を使い、治療デバイスの過剰や欠品を防ぐ在庫管理体制を整えるよう、システムの実効性を確認する。

▲次世代医療サプライチェーンのイメージ(出所:帝人)

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LOGISTICS TODAY編集部
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