9月の国際航空貨物輸送、前年比15.5％減｜短報

調査・データ国土交通省が28日発表した2022年9月の航空輸送統計（速報）によると、国際航空貨物輸送量は12万4923トンで前年同月比15.5％減、トンキロベースでは7億2072万トンキロで18.1％減だった。方面別では中国、太平洋、オセアニア方面が増え、ヨーロッパ、韓国、米大陸向けが減った。一方、国内航空貨物輸送量は4万3353トンで前年同月比17.6％増、トンキロベースでは4662万3000トンキロで16.6％増だった。

国交省情報政策課によると、国際航空貨物輸送量が全体的に減少している理由は、ウクライナ情勢で欧州便が迂回航路を強いられ、搭載燃料が増えたあおりで貨物量が減っていることがある。前年度に海上輸送の混乱で航空輸送が膨らんだことの反動という側面もあるという。

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