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ピッキングの作業順序を最適化、Industry Alpha

2022年12月2日 (金)

ロジスティクス工場や倉庫のスマート化事業を展開するIndustry Alpha(インダストリー・アルファ、東京都文京区)はこのほど、ピッキング順序最適化モジュールを開発したと発表した。倉庫などでピッキングの順番を最適化することで作業効率を向上させ、労働力不足という課題に対応するという。

(イメージ)

発表によると、ピッキングの最適化は、アルゴリズムによってピッキングの属人性を解消するもの。同社が開発したアルゴリズムは、出荷の際に発生するピッキングオーダーをどの順番で、どの作業者またはロボットが取り組むと最も効率的にタスクをこなすことができるか計算する。このアルゴリズムを導入するだけで、ピッキング効率を飛躍的に向上させることができるという。

ピッキングの作業は大きく「歩行」と「取り出し」の作業で構成されており、そのうちの80~90%を占める「歩行」の時間を最小化することで、ピッキング作業の最小化を実現する。

具体的には、作業者が出荷指示を受けた後に棚まで歩行する距離を最小化する。これまでの属人的な出荷指示では作業者が同じルートをたどるなど必然的に歩行の無駄が発生してしまっていたが、同社のアルゴリズムによって、製品のロケーション、完了済み、実施予定のタスク、作業者の位置などを考慮し計算することで、全作業員の歩行を最適化するという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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