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「4つの強み」でワークライフバランス実現できる空間を提供

好立地生かし多様なニーズに対応、グッドマン常総

2023年2月8日 (水)

▲「グッドマン常総」の完成イメージ

話題茨城県西部の常総市に、先進的な物流施設が誕生する。豪グッドマングループのマルチテナント型物流施設「グッドマン常総」。2023年7月末の完成を控えて、その全貌が姿を現そうとしている。

巨大な消費者マーケットで高まる物流スペースの需要に対応するため、戦略的なロケーションでの物流施設開発をグローバルで展開するグッドマン。グッドマン常総の開発プロジェクトも、こうした戦略を推進する取り組みの一環だ。

グッドマン常総が持つ物流施設としての「4つの強み」

首都圏中央連絡自動車道(圏央道)を常総インターチェンジ(IC)で降りると、工事中の巨大な建物群が目に飛び込んでくる。グッドマンは、この常総IC稼働を契機に常総市が進める45万平方メートルの大規模産業団地「アグリサイエンスバレー常総」内に「グッドマン常総」「グッドマン常総2」の2棟を開発する計画。グッドマン常総2は24年度末の完成予定だ。

▲グッドマン常総を中心とした周辺施設の全体像。グッドマンは大規模産業団地「アグリサイエンスバレー常総」の一角に2棟の施設を開発する(クリックで拡大)※現時点での計画、完成イメージの想定であり、変更となる可能性があります。

「グッドマン常総は、リテールからEC(電子商取引)、3PLまで幅広い業種のお客様にビジネススペースを提供できます。食品を中心とした冷凍冷蔵の物流ニーズにも対応します」。坂本聖司・リーシング統括部長は胸を張る。

郊外型のマルチテナント型物流施設の開発プロジェクトが相次ぐ圏央道沿線。続々と誕生する新施設に対して、グッドマンが差別化を図るポイントは何か。「グッドマン常総がお客様に提案できる物流サービスの強み。それは『良好なアクセス』『従業員の確保』『充実したアメニティ』『競争力のある賃料設定』の4点と考えています」(坂本氏)

2か所の高速道路ICを利用できる卓越したアクセス性

まずは立地面。常総ICから圏央道に入れば、千葉県から埼玉県を横断して東京都多摩地方を経由して神奈川県中部まで、東京近郊エリアを網羅できる。東関東から常磐、東北、関越、中央といった都心から放射状に伸びる自動車道と接続。神奈川県では東名高速道路にもつながる。つまり、都心へも北関東へもアクセスしやすいというわけだ。

▲グッドマン常総は常総ICと谷和原ICを活用できることで、首都圏における高いアクセス性を強みとする(クリックで拡大)

都心へ向かうには、常総IC以外のアクセスも使える。国道294号を20分南下して常磐道「谷和原IC」に入れば都心まで1時間圏内だ。「首都圏各地にアクセスできる2か所のICを使える好立地。近距離から広域まで幅広い物流ニーズへの的確な対応が可能となります」(坂本氏)

こうした主要道路網の充実がもたらすメリットの対象は、物流ビジネスにとどまらない。グッドマン常総を中心とした「車で30分圏内」の人口は86万5000人。この人口集積は入居企業の人材確保における極めて大きなポテンシャルとなる。

グッドマンは乗用車700台分を収容できる駐車場を整備するが、利便性を提供する対象はもちろんマイカー通勤者だけではない。「鉄道での通勤者の利便性を確保するため、シャトルバスの運行を検討しています。グッドマン常総とつくばエクスプレスや関東鉄道常総線の複数駅を結ぶ路線についても、常総市などと協議中です」(坂本氏)

ワークライフバランスに配慮した仕様で「地域」を活性化

物流施設の価値を左右するとされてきた交通利便性の高さ。とはいえ、物流が「社会に不可欠なインフラ」として認識されるようになった近年は、地域における「街づくり」の担い手としての役割を期待されるようになった。グッドマン常総も、もちろん例外ではない。

▲「グッドマン常総ではリラックスして働けるとともにワークライフバランスを意識した環境を創出する」と話す、グッドマンジャパンの坂本聖司・リーシング統括部長

グッドマン常総は、物流施設としては珍しい中庭やテラスを設置。開放感を演出することにより、快適な就業空間を創出する。

「リラックスして働けるとともにワークライフバランスを意識した環境を創出することで、従業員だけでなく近隣住民、さらには地域を活性化できるスペースを提供する。これがグッドマンの考え方です」(坂本氏)。広々としたラウンジスペースや共用ミーティングルームも効果的に配置。ラウンジ内にはコンビニエンスストアやATM(現金自動預払機)、プレイルームなどを配置するなど、従業員の利便性に配慮した快適な就業空間を創造する。グッドマン常総の周辺には道の駅や店舗、温浴施設のほか、イチゴ農園なども相次いで開業。地域の拠点として機能する場となりそうだ。

さらに、屋根にはソーラーパネルを搭載して最大4メガワットの太陽光電力の設備を整えるとともに、物流施設としての導入実績が極めて少ない蓄電池も設置。「特別高圧電力の供給によりオペレーションの全自動化や空調設備の設置も対応可能で、働く人々の心身の健康に配慮した施設の実現に注力しています」(坂本氏)

新たな「街づくり」一翼担う施設に

ここで、物流施設としての機能面にも触れる。長方形でレイアウトしやすい倉庫エリアは、自動化設備やマテリアルハンドリング機器の導入にも適している。構内はワンウェイ動線を採用し、「歩車分離」を徹底。さらに1階から5階までは全天候型車路を導入して雨風に影響されずに作業できるようにする。

「1フロアの賃貸面積が1万500坪(3万4650平方メートル)と広いことから、最小で5200坪(1万7160平方メートル)から賃貸できる設定とします。様々な商材を取り扱うお客様の入居に適した仕様です」(坂本氏)

高速道路IC至近のマルチテナント型物流施設として、新たな街づくりの一翼を担うグッドマン常総。そこにあるのは、施設のあるべき姿を追求することで持続可能な物流スペースを提供する「使命」を果たさんとする強い意思だ。

「グッドマン常総」物件サイト
グッドマンジャパン問い合わせ先
メール:Sales-JP@goodman.com
電話:03-6910-3313(東京)/06-7777-9988(大阪)
ファクス:03-6910-3301(東京)/06-7777-9989(大阪)