ロジスティクス川崎近海汽船(東京都千代田区)は1月31日、RORO船「冨王丸」と「豊王丸」を運航している清水-大分航路のスケジュールを一部改編し、東京港と細島港(宮崎県日向市)へ週1便ずつ寄港させ、東京・九州間の海上輸送ルートを再開する予定だと発表した。
発表によると、これはRORO船「南王丸」を運航していた南九州(油津港、細島港)・東京航路が、主要顧客との運送契約終了に伴い、1月21日をもって休止となったことに対する措置だ。サービス継続を検討した結果、清水―大分航路で毎週日曜日に東京港に、月曜日に細島港に寄港することにした。

▲新しい運航スケジュール(出所:川崎近海汽船)
週1便、細島と東京に寄港することにより、南九州航路で行ってきた輸送はもとより、九州東岸各港からの九州広域と首都圏、東海・甲信を結ぶ海上輸送ルートの拡充を目指す。トラック長距離運送から船舶へのモーダルシフトの推進も目指している。
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