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東京建物が京都伏見に物流施設、西濃が支店を移転

2023年2月6日 (月)

▲T-LOGI京都伏見(仮称)の完成イメージ(出所:東京建物)

拠点・施設東京建物は6日、京都市伏見区で物流施設「T-LOGI京都伏見」(仮称)を2023年夏に開業すると発表した。T-LOGIシリーズとしては関西エリアで初めて。西濃運輸がすでに専用拠点として入居することが内定しており、同社の京都支店の移転先となる予定。

発表によると、西濃運輸はトラックターミナルに物流倉庫を併設する「ロジ・トランス機能」の全国展開を進めており、今回の移転により保管から全国配送までのサービスを一気通貫で手掛ける。トラックターミナルは現在の京都支店の4倍に拡張するなど機能強化を図る。

▲周辺地図(クリックで拡大)

施設は地上4階建てで延床面積は2万5671平方メートル。第二京浜国道の伏見インターチェンジ(IC)から1.5キロ、巨椋池ICから4.9キロ、名神高速道路の京都南ICから3.7キロ。周辺に国道1号をはじめ、京都府の幹線道路が走っていることから関西一円への配送ニーズだけでなく、京都市中心部への多頻度・近距離配送にも対応が可能だ。

梁下有効天井高は各階5.5メートルで、ドックレベラーは1階に8基、バースは40フィートが18台、8トン車が18台分を用意した。1回部分の両面に設けられ、頻繁なトラックの入出庫に対応し、敷地内の周回性も確保した設計とした。

▲京都産加工スギのイメージ

伏見区は水運・陸運の要衝の地として知られており、同施設では古都・京都ならではの特徴を打ち出そうと、日本の伝統的な文化や景観をイメージして和風照明なども採用する予定。灰色や茶色を基調にした内装を施し、労働者や来館者に視覚的な落ち着きや安心感も与えられるようにした。内装には京都地域産のスギも使用する予定。

▲エントランス内部イメージ

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LOGISTICS TODAY編集部
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