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舶用バイオ燃料で鉄鋼原料船を試運航、川汽|短報

2023年2月24日 (金)

環境・CSR川崎汽船は22日、舶用バイオ燃料を使った鉄鋼原料輸送船の試験運航を実施したと発表した。脱炭素化に向けた取り組みで、英・統合エネルギー企業のbpと燃料供給に関する契約を締結。JFEスチールも協力し、ケープサイズ型バルクキャリア「CAPE TSUBAKI」で、脂肪酸メチルエステル24%と低硫黄燃料油を混合したB24の舶用バイオ燃料を使用し、試験航行を2月4日に完了した。

舶用バイオ燃料の使用に関しては、2022年8月にJFEスチール向けスープラマックス型鋼材輸送船でも試験運行を実施済み。今後も舶用バイオ燃料の運用や使用に関するノウハウを蓄積し、顧客からの要望に幅広く対応するとしており、サプライチェーンにおける海上輸送全体で脱炭素化に貢献していく。今回使用した脂肪酸メチルエステルは、燃料生成から燃焼までの過程で80〜90%のGHG(温室効果ガス)排出量削減に寄与するという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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