
▲<完成イメージ> 左側がロジスクエアふじみ野A、右側がロジスクエアふじみ野B(出所:CRE)
拠点・施設シーアールイー(CRE)は15日、埼玉県ふじみ野市で開発を進める大型物流施設「ロジスクエアふじみ野B」に着工した。完成は10月15日を予定する。
発表によると、施設は鉄骨造4階建ての延床面積は11万4082平方メートル。最大で8テナントが入居可能な設計とし、最小で1万1107平方メートルから利用できる。
2、3階に大型車両が直接乗り入れ可能なランプウェイ(ダブルランプウェイ方式)を設けるほか、1~3階にそれぞれトラックバースを備える。車両動線を一方通行にして場内の安全性向上を図り、トラックバースは大型車126台の同時接車ができる。
予定地は国道254号バイパス沿いに位置する。このバイパスは国道463号、同16号線などの幹線道路と連結しており、こうした主要なアクセス道に優れた道路網を活用することで広域物流拠点としても優位性を備える。
将来に備えた拡張性も魅力で、事務室の増設や庫内空調機器を設置する際の配管ルートや室外機置場の確保など、入居テナントのニーズに柔軟に対応できる機能性・汎用性の高い仕様とした。
4階にある東西2か所の共用カフェテリアを設置し、従業員用の売店を設置する計画も進めている。倉庫内の防火区画壁には耐火断熱パネルを採用しているほか、環境対策として全館LED照明や人感センサーなども取り入れる予定。
また昨年7月に着工した「ロジスクエアふじみ野A」は、2024年1月末の完成に向けて建設工事を進めている、としている。
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