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日本郵船、2年ぶりにアカウミガメ生態調査|短報

2023年3月24日 (金)

調査・データ日本郵船は23日、環境問題の実証研究を支援する認定NPO法人アースウォッチ・ジャパン(東京都文京区)と共同で、和歌山県みなべ町のアカウミガメ調査プログラムを実施したと発表した。プログラムは2016年から、絶滅のおそれがあるアカウミガメの産卵地であるみなべ町で生態解明と保全活動を目的に実施されており、今回は2年ぶりに郵船グループ社員による現地でのボランティア活動を行った。

具体的な活動は、産卵のために上陸したアカウミガメの個体識別標識(タグ)の確認や装着の補佐、甲羅の長さや幅の計測を行った。また、産卵期間後のアカウミガメ2頭にGPS機能がついた送信機を装着し、回遊経路を追跡した。これは、アカウミガメのメスは産卵後の死亡率が高い傾向があることから、どこでどのような脅威にさらされているかを明らかにし、みなべ町の浜辺への回帰率向上につなげるための施策だ。

▲GPSを搭載したアカウミガメ2頭の回遊経路(出所:日本郵船)

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LOGISTICS TODAY編集部
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