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エア・ウォーター、冷凍システム製造会社を子会社化

2023年4月19日 (水)

M&Aエア・ウォーターは17日、2019年に49%出資した極低温冷凍システムの製造・販売を行うドゥーメイヤーホールディングス(ベルギー)の株式31%を3月30日に追加取得し、子会社化したと発表した。これにより、極低温冷凍システムと液化窒素や液化炭酸の供給を組み合わせた事業展開が可能となる。

ドゥーメイヤー社は、食品の冷凍加工や医療・バイオの凍結保存向けに凍結・冷蔵・冷凍・保管システムを製造している。極低温フリーザーや保管システムは、冷媒に極低温の液化窒素や液化炭酸を使用するため、電気式に比べて冷却能力が高く、被冷凍物の品質低下を防ぐことができる。

同社は医薬・バイオ関連ビジネスの事業拡大に注力し、ワクチンや新薬の凍結需要に対応。4月には、ポーランドで新工場が稼働を開始した。

エア・ウォーターは、子会社化により「医療・バイオ関連ビジネスの需要拡大を見据え、冷凍システムのラインアップを強化するとともに、これらのシステムを産業ガスのアプリケーション機器として、北米、東南アジア、日本へも水平展開し、コールドチェーン事業を確立していく」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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