拠点・施設ワイエムジー(愛知県豊橋市)は25日、自動搬送装置の常設展示場「キャリアパーク」を3月にオープンしたと発表した。同社は、産業用ロボット自動搬送装置の開発・設計・製造を手掛けており、日本で最速級の「ガントリーローダー」を保有している。また、子ども向けのプログラミング教室「ロボ団」も展開している。
キャリアパークの特徴は、多種多様な搬送装置が展示されており、それらを上方からも観察できること、そして工場内で使用されている自動化技術が凝縮されていることの3点だ。特に注目すべきは、業界最速のガントリーローダーが展示されていることだ。

(出所:YMGホールディングス)
キャリアパークの開設背景には、労働人口の減少や働き方改革に伴う労働時間削減が生産力低下の要因となっている日本の現状がある。ロボットの自動化は、生産性向上や人手不足の解消などのメリットがあるものの、認知度が低いため導入が進んでいない。キャリアパークは、自動化技術の普及と理解を深めることを目的としている。同施設は、製造現場の自動化に向けた課題解決の支援を行い、幅広い層が楽しめる場所となることを目指している。
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