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安川電機

400キロ搬送可能なハンドリングロボット発売

2014年12月25日 (木)

サービス・商品400キロ搬送可能なハンドリングロボット発売安川電機は24日、産業用ロボットMOTOMAN(モートマン)に、新形400キロ可搬ハンドリングロボットをラインアップし、販売を開始した。

同社は業種ごとのニーズに合わせたハンドリングロボットを提供しており、今回は可搬質量400キロの「MOTOMAN-MH400II」を発売。大型ワークの搬送に重要とな手首軸の耐荷重を大幅に強化し、このクラスではカバーできなかった大型部品・材料をハンドリングできるようにした。

自動車用大型部品、治具の搬送では、ワークが長く把持箇所も限られていることが多く、実際の質量以上の高い力がロボットアームにかかり、住宅パネルや家具材料など広面積で質量のある材料の搬送でもロボットによる自動化のニーズが高まっていることから、新製品の販売に至った。

同社製の従来機種(可搬質量350キロ)より可搬質量を50キロ増やし、搬送するワークや装着するツール、センサの選択幅を拡大。手首軸の許容モーメントを150%以上、許容慣性モーメント(イナーシャ)を200%以上へ強化し、自動車のサイドパネルや治具など、把持部分から重心までの距離が長いワークに対しても高い搬送能力を発揮できるようになった。

また、3メートル級のロングリーチを備え、サイズの大きなワークでも回転・上下方向など自由度の高い搬送を可能とした。価格はオープン。