ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

米フォーカイツ、世界の航空貨物を可視化する新機能

2023年5月11日 (木)

ロジスティクス米フォーカイツ(イリノイ州)は10日、同社のサプライチェーン可視化プラットフォーム(PF)で、世界の航空貨物の可視化を拡充する新機能を導入したと発表した。具体的には、新ダッシュボード、運送会社イベント画面、イージーロードクリエーション、分割出荷、ブッキングの詳細といった機能を単一のユーザーインターフェスで提供する。

(イメージ)

新ダッシュボードでは「トランジットタイムダッシュボード」「オンタイムパフォーマンスダッシュボード」「マイルストーンダッシュボード」「カスタマーヘルスダッシュボード」「レーンダッシュボード」を用意。ユーザーが運送会社やレーンのパフォーマンス、トラッキングヘルスなどの情報を確認し、戦略的な意思決定できるようにした。

運送会社イベント画面は、荷主が自ら、運送会社のウェブサイトに掲載されたデータをPFのマイルストーンやイベント、機械学習とAI(人工知能)を活用した貨物向けETAソリューション「Dynamic ETAs for Air」と比較することが可能。機能を活用することで、サプライチェーンのパートナーは可視化データに基づいて、労働力の効率化と協力関係の最大化を図れるという。

(イメージ)

イージーロードクリエーションは、荷主が限られた情報で航空貨物の作成を可能することで、可視性を確保する機能となる。分割出荷は、異なるフライトやルートに分割された貨物を顧客が追跡できるようにして、フライトレベルで数量や重量の監視を可能にした。この機能で、在庫状況の可視性が拡大し、荷主のリソース計画や集荷スケジューリングが強化できるとしている。

ブッキングの詳細には、便名、状況、出荷地・到着地、到着時刻・出発時刻、数量、重量、数量などが含まれており、リアルタイムで更新される追跡情報に照らし合わせることで、フライトの見通しの可視性を確保できる。

フォーカイツでは航空貨物の取り扱いが大幅に拡大していることを受け、今回、新機能を導入したとしている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com