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東京汽船決算、曳船事業の好転で収益改善

2023年5月12日 (金)

財務・人事東京汽船が12日発表した2023年3月期の通期連結決算は、売上高118億6500万円(前期比10.9%増)、営業利益9200万円(前期営業損益5億9000万円の赤字)、最終利益4億1600万円(同1億9200万円の赤字)だった。

曳船事業では、前年度の第4四半期後半から曳船作業対象船舶のうち自動車専用船、コンテナ船、危険物積載船に持ち直し傾向がみられ、港湾曳船料率値上げにより収益が改善。また、建設用の洋上風力発電交通船(CTV)の稼働期間・投入隻数の増加も増収につながった。

24年3月期の通期業績は、売上高120億8800万円(前期比1.9%増)、営業利益4億7000万円(同5.1倍)、最終利益6億7400万円(62.1%増)と急改善を見込む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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