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日本トランスシティ決算、取扱量減少も増収増益

2023年5月15日 (月)

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財務・人事日本トランスシティが15日発表した、2023年3月期の通期連結決算は、売上高が前期比14.8%増の1340億6300万円、営業利益が8.7%増の72億5000万円、最終利益は10%増の61億5700万円だった。

総合物流事業全般の売上高は、前期比14.4%増の1321億3400万円となった。倉庫業の売上高は3.4%増の436億7000万円だった。期中平均保管残高は15.8%増の60万1000トン。期中貨物入出庫トン数は4.9%減の833万1000トン、保管貨物回転率は58.4%(前期69.4%)となった。

港湾運送業の売上高は0.5%減の226億8800万円だった。四日市港で、完成自動車の取扱量が、国内は増加したものの輸出は減り、全体としては減少した。バイオマス燃料と工業用原料の取扱量は増加した。一方、海上コンテナの取扱量は、4%減の19万5000本(20フィート換算)となり、石炭・オイルコークスの取扱量も減少した。

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陸上運送業の売上高は、3.8%減の182億4500万円となった。主力のトラック輸送の取扱量は、6%減の641万9000トン、鉄道輸送の取扱量は4%減の14万9000トン、バルクコンテナ輸送の取扱量は2.9%減の21万4000トンだった。

国際複合輸送業の売上高は56.6%増の457億8000万円。海上輸送の輸出入の取扱量が2.6%減の171万6000トン、航空輸送の輸出入の取扱量は56.9%減の1523トンとなった。取扱量は減少したが、依然として一定水準を維持した海上運賃や為替の影響を受けた。

24年3月期の通期業績は、売上高が10.5%減の597億円、営業利益が24.1%減の55億円、最終利益は26.9%減の45億円を見込んでいる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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