ウォルマート、紙袋梱包等でプラ・CO2削減

環境・CSRアメリカ最大の小売企業、ウォルマートは1日、オンライン注文に伴う包装素材の変更や、梱包技術の改良、ラストワンマイル輸送の効率化など、プラスチック廃棄物の削減やCO2削減への取り組みを公開した。

（出所：ウォルマート）

同社ではeコマース注文商品の包装素材をほぼ全量プラスチック製からリサイクル可能な紙製へと変更し、これにより今期の米国内で流通するプラスチック袋6500万枚、2000トン以上のプラスチックの削減を予想している。合わせて、顧客への商品発送時に使用される段ボールの量の削減にも、個別の商品に合わせたカスタムパッケージの作成など、梱包技術の改良で取り組み、箱自体の廃棄量や、充填材の廃棄量を大幅に削減する。

ラストワンマイルの配送に関しては、AI技術を応用した配送ルートの効率化による走行距離と梱包箱数の削減、配送時間の短縮に取り組み、配送車にEVを導入するなど、2040年までのカーボンニュートラルを推進するとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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