ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

マースク、スペイン鉄道で次世代燃料走行を実証

2023年6月9日 (金)

国際海運大手のAPモラー・マースク(デンマーク)は8日、スペイン国有鉄道会社のレンフェ、石油会社のセプサとともに、スペインで非食用のバイオマスを原料とする第2世代バイオ燃料を使用した鉄道貨物輸送を実証すると発表した。

マースクはアルヘシラスからコルドバまでの区間の貨物輸送でレンフェの機関車を起用しており、実証では従来型のディーゼル燃料に代わり第2世代バイオ燃料を使用する。燃料はセプサが使用済み食用油から製造し、160トンを供給する。コルドバからマドリードまでの輸送は再生可能電力を利用しているため、マースクはアルヘシラス・マドリード間の鉄道輸送サービスで脱炭素化を荷主にアピールできるようになる。

▲第2世代バイオ燃料で走行実証するレンフェの機関車(出所:APモラー・マースク)

バイオ燃料を利用した再生可能ディーゼルでの走行実証は4万キロで、600トンを超える温室効果ガス(GHG)の排出を削減するという。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com