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ネスレ日本、物流可視化ツールを導入

2023年6月14日 (水)

ロジスティクス三井情報は13日、同社が提供する貨物の輸送状況を可視化し、到着遅延を早期に予測するクラウド基盤「FourKites」(フォーカイツ)をネスレ日本(神戸市中央区)が導入し、本番稼働が開始したと発表した。

▲FourKitesの利用イメージ(クリックして拡大、出所:三井情報)

ことし4月に運用が開始されたフォーカイツでは、社内・顧客から荷物の問合せを受けた際に必要な各種運送会社のステータスや到着日の情報がクラウドに集約され、確認作業が効率的に行える。

また、リアルタイムに現在位置・状況を可視化できると共に、高精度の到着予定時刻が提供されるので、荷下ろし前のトラック待機時間の削減が期待でき、トラックの有効活用に寄与する。さらに、業務を効率化することで、これまで貨物輸送・調整に必要だった人員配置を見直し、人材の有効活用が可能になる。

ネスレ日本では、工場出荷される商品の輸配送状況の可視化と輸送トラックを有効活用するために工場や納品先での待機時間の把握を確認できる仕組み、加えて、「24年問題」に伴うトラック運転手の労働時間の制限や人材不足による物流対策が急務だった。

この度、問題の解決を図るため、従前より海外拠点で利用していたフォーカイツの国内導入を決定した。三井情報は、追跡可能なトラック台数を増やすために不可欠なスマートフォンアプリケーション「CarrierLink」(キャリアリンク)の設定や使用方法などをレクチャーし、ネスレ日本の運用開始をサポートした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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