SGムービング、廃棄物一元管理システム導入

ロジスティクスSGホールディングス傘下で、大型家具家電の設置輸送・移転などを展開するSGムービングは10日、建新（神奈川県横須賀市）と廃棄物のリサイクル事業を展開するグーン（横浜市金沢区）が開始した、「環境活動に係るパートナーシップ」において、CO2排出量の可視化と資源循環の促進に貢献するため、廃棄物一元管理システム「SG-ECOPE」（SG-エコープ）の提供を開始したと発表した。

同システムは、廃棄物の処理プロセス全体を管理するプラットフォームで2022年7月に販売開始。収集運搬事業者の選定・契約・発注・追跡・マニフェスト発行など廃棄物処理に関わる業務全般を同システム上で一貫して行えるほか、排出状況やリサイクル率、処理金額などを一目で確認できる。

▲SG-ECOPEのシステム概要（出所：SGムービング）

具体的には、これまでは数日かかっていた廃棄物減量計画書に関するデータ集計がすぐに確認でき、大幅な省力化が可能。各店の状況が本部で一括で確認できるので、廃棄物の比較分析ができるので、省コスト化にも有効。同システムはこれまで主に、製造業で不要になった容器や製造過程で排出された産業廃棄物の管理に使用されており、建築資材の再資源化において活用されるのは建設業界では初だという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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